2015年03月17日

スポンサードリンク

加味帰脾湯(かみきひとう)


組成


 1日量12.0g中、
 下記生薬より抽出した水製乾燥エキス
 (加味帰脾湯エキス)5.5gを含有する。

 日局ニンジン       3g
 日局ソウジュツ      3g
 日局ブクリョウ      3g
 日局サンソウニン     3g
 日局リュウガンニク    3g
 日局オウギ        2g
 日局トウキ        2g
 日局オンジ        1g
 日局カンゾウ       1g
 日局モッコウ       1g
 日局タイソウ        1g
 日局ショウキョウ     1g
 日局サイコ        3g
 日局サンシシ       2g
 添加物として、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、
 ステアリン酸マグネシウムを含有する。



性状


 淡灰黄褐色~淡灰茶褐色の顆粒で、わずかににおいがあり、
 味は初め苦く、後やや甘い。


効能又は効果


 虚弱体質で血色の悪い人の次の諸症:
 貧血、不眠症、精神不安、神経症


用法及び用量


 通常、成人1日12.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。
 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。


使用上の注意


 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)

 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]


続きを読む

加味帰脾湯(カミキヒトウ)



特 徴


 加味帰脾湯は比較的体力がなく、心身が疲れ、血色が悪い方の貧血、
 精神不安、不眠症などを改善します。
 血を補い、精神を安定させる働きがあります。


成分・分量


 15錠中
  加味帰脾湯乾燥エキス3.15gを含有しています。

  日局ニンジン ・・・ 1.5g
  日局ソウジュツ ・・・ 1.5g
  日局ブクリョウ ・・・ 1.5g
  日局サンソウニン ・・・ 1.5g
  日局リュウガンニク ・・・ 1.5g
  日局オウギ ・・・ 1.0g
  日局トウキ ・・・ 1.0g
  日局オンジ ・・・ 0.75g
  日局サイコ ・・・ 1.5g
  日局サンシシ ・・・ 1.0g
  日局カンゾウ ・・・ 0.5g
  日局モッコウ ・・・ 0.5g
  日局タイソウ ・・・ 0.75g
  日局ショウキョウ ・・・ 0.5g

  上記生薬量に相当する添加物として、無水ケイ酸、ケイ酸AI、
  CMC-Ca、ステアリン酸Mg、トウモロコシデンプンを含有する。


用法・用量


 1日3回、次の量を食前又は食間に水またはお湯にて服用してください。

 成人(15才以上) 1回5錠
 7才以上15才未満 1回4錠
 5才以上7才未満 1回3錠
 5才未満 服用しないこと


効能・効果


 体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症:
 貧血、不眠症、精神不安、神経症



2015年03月08日

加味帰脾湯 中医学解説
 

【効能】
  気血双補・補脾・養心安神・清熱瀉火

【適応症】
  加味帰脾湯は心脾両虚の代表的方剤です。
  帰脾湯に疏肝薬の柴胡と清熱薬の山梔子を加えたものです。
  適応する病態は,気虚と心血虚が同時に発生し,日中は眠くて
  すぐうとうとするが夜間は眠りが浅く眼が醒めやすいという傾向の人に用います。
 
【類方比較】
  十全大補湯
    体力が衰えて顔色が悪く、疲労倦怠感を訴えるが、
    本方よりも神経症状が軽度の場合に用います。(気血両虚と虚寒)
  桂枝加竜骨牡蛎湯
    貧血はあまりないが、精神不安、不眠、陰萎、などを
    訴える場合に用います。(気血不足と陽虚)
  黄連解毒湯
    興奮、のぼせの傾向を伴い、比較的急性に起こる出血の場合に
    用います。(血熱妄行)

【解説】
  補気健脾の人参・黄耆・白朮・甘草・大棗・で脾気を高めて血の産生を促し、
  補血の当帰と養心安神の竜眼肉・酸棗仁・遠志で心血を補い心神を安じます。

  生姜は和胃に、木香は理気健脾にはたらき、脾胃の健運を補助します。
  また、柴胡・山梔子の鎮静,解熱,消炎作用によって自律神経系の亢進による熱証をしずめます。

 
【治療の現場から】
  ★泥状~水様便が強いときは,五苓散などを合方します。
  ★冷えが強いときは,人参湯などを合方します
  ★気滞が強ければ、香蘇散を合方します

 

加味帰脾湯
  貧血、精神不安、不眠症など神経症状を持つ人に使用します

  微熱・食欲不振・出血傾向

  ※この目標に必ずしもこだわる必要はありません。
 
【臨床応用】
  自律神経失調症・更年期症候群・心臓神経症・不安神経症・不眠症・健忘症・
  貧血症・低タンパク血症・血小板無力症・慢性胃腸炎・神経性胃炎・不正性器出血、などで
  心脾両虚を呈するものに使用します。



参考元資料 : 加味帰脾湯 中医学処方解説


アーカイブ
商品紹介
  • ライブドアブログ